東洋フレーム トークショー / TOYO FRAME Talk Event @ Kachidoki Tokyo w Erwin Vervecken & Yu Takenouchi

2017年7月10日(月)、勝どきの東洋フレーム東京ギャラリー

かつてシクロクロス世界チャンピオンに3度輝いたベルギーのエルヴィン ヴェルヴェッケンさんがニセコクラッシックのUCI派遣コミッセールとして訪日したのを機会に東洋フレーム所属で2011〜15年 全日本シクロクロスチャンピオンの竹之内悠選手を交えたTalk EventがあるよとTanne巨匠から教えられ それにはみゆきさん達TOYO Girlsも参加するに違いないと踏んだ僕は まず申し込みw

当日は出張先の狭山から移動 初めてレッドアローにも乗れました

(しかしカメラ忘れてiPhone撮影のみになってしまいましたw

   いや〜 久々の ブログだwww )

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そして高田馬場から慣れない地下鉄を乗り継ぎ 勝どきに到着。 

通りの角に十返舎一九のお墓

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枝豆も直ぐは出てこない。二杯目飲もうかと言う時に茹でたてが来ました。

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ダンス/バレースタジオとバレー用品店等のコンプレックスの1Fに東洋フレーム 東京ギャラリーはあり 会場はその二階のレストラン 「まめプラス」

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ショールームとサービスワークショップが融合したギャラリー

隣のChacottも時間があればのぞいて見たいスポット♪

入り口フローリングにはネームプリント

f:id:abema145:20170715000637j:plain  店内 出待ちの竹之内選手

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自転車用鋼管の名品 COLUMBUSのポップ(CrMo鋼バテッド管のSL、なんか重いスプライン管SLX、しなやかに軽いNiVaCr鋼のGENIUSも好きでした)

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竹之内悠選手 歴代のナショナルチャンピオンジャージ (豊岡英子選手のナショナルチャンピオンジャージが並ぶ まんま亭の一角を彷彿とさせる)

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 そして19時からイベント開始 こんな雰囲気。月曜ということもあって予定よりも少なめの参加者、かつ「プロ」が多いw UCI男女エリート選手やプロ観戦者、巨匠など。民間人は僕を含めて少数www 多分僕が最遠距離参加?でも賞は無かったw

また 女子はいつもコースで見るカッコと違っておしゃれしてるので見間違えるwww

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 向かって左から今回の企画、ファシリテーションを行なった東洋フレーム石垣社長、竹之内悠選手、メインゲスト エルヴィン フェルヴェッケン氏 そして 今回のコーディネートと通訳をされた橋川容子さん。

手前 竹之内風味のヘアスタイルは臼杵レーシング加藤選手、(夏場は埼玉サイクルプロジェクトでアシストとして活躍中!)バイトをサボって参加か?

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 当日の話題は 受付で渡された 橋川さんが用意されたこのコピーから(メモでだいぶ汚いw)始まりました。

ベルギーの地図。サイクロクロスが盛んな欧州の中でも最高のCyclocross Kingdomと言われ現在も世界選手権チャンピオンを輩出し続けるベルギー。

しかし中でも黒丸で示した アントワープ州(Antwerpen)の町は突出して世界チャンピオンを産み続けています。現代最強の選手と言われた Sven Nys そして ゲストのヴェルヴェッケンさんもアントワープの出身です。それはなぜか?

石垣社長が問い 橋川さんが伝え ヴェルヴェッケンさんが答え それをまた橋川さんが通訳するという基本的なルーティンで進んで行きます。

それはなぜか?

「いくつかの理由があると思いますが、一つにはアントワープ州は砂地や松林が多くテクニカルなトレーニングに適した環境だということです。ベルギーも西の方は草原が多くなり環境が大きく異なります。

また 二つ目はオランダ国境が近く(オランダもベルギーと並んでサイクロクロスが強い)レース交流が盛んだということ。

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そして三つ目は子供達を自転車やサイクロクロスに向けさせるイベントを多く行うことでしょうか。大きなレース 例えば州内の町で国内選手権が開催されるような場合、それに続けて子供向けのレースイベントを行います。当然ナショナルチャンピオンやトップクラスの選手達もそこに参加して子供たちを助け指導します。小さな町でも400人程の子供達が集まります。

それは サイクロクロス競技に必要な体力・パワー強化は18歳くらいからでも十分間に合うがテクニックを身につけるには8歳くらいから始める必要があるからです。

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※90年代中盤からほぼベルギーの世界戦独占が続く

世界自転車選手権男子シクロクロス歴代優勝者 - Wikipedia

 

石垣社長「じゃ悠はそのベルギーを拠点に長く活動してるけど それはなぜなの?」

竹之内悠選手「僕は17歳からベルギーでレース活動するようになりましたが なんで彼の地の選手はこうも強いのだろうと考えるようになり 夏の間は何をしてるのかレースシーズンだけでなく通年ベルギーにいて それを見てやろうと思い5〜6年前から暮らすようになりました。」「まぁ 住んでるのは草ばっかりの西の方ですけどねw」

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ところで二人の記憶に残るレースは?

竹之内悠選手「ジュニアからアンダー23になったレース。ジュニアでは20位くらいを走れてたのでそれなりに自信があったのに 終盤トップの選手に周回遅れにされた時。僕はもうそれこそ必死でもがいて走ってるのにその脇を『Excuse me〜』とか言いながら片手を上げて挨拶して抜いていく。ああこの差なんだと思いました」

ヴェルヴェッケンさん「ネガティブな記憶ですが そこまで積み上げて万全の状態で挑んだのに 前年同様のマリオ デクレルクに勝てず2位になってしまった1999年の世界選手権ですね。優勝できた2001年の世界選手権はもちろん記憶に残ってますが」

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機材の話はどうですか?

ヴェルヴェッケンさん「昔のサイクロクロスのレース映像を見るとほとんど皆 自転車を担いでいますよね?でも今ははるかに乗車率が高い、それは乗れるか乗れないかということもあるし乗った方が速いということでもあります。それに対する機材の恩恵は大きいですね。

まずはタイヤ 昔は28mm(?記憶薄い)幅だったが今は33mm幅まで許されます。そのためエアボリュームもかなり違い走破性が劇的に良くなっています。

次に変速レバー、昔はバーエンドコントローラーでしたが ブレーキレバー一体型STIの登場は画期的でした。

またフレーム材料の進化は軽量化に貢献しました。アルミ? 違うな スカンジウム?いや違うな。。。 あとはビンディングペダル ただあれは初期の頃には外したいときにうまくいかず転倒しそうになりました。昔はなんて言ったけ?ペダルに足を固定するの 英語で トゥクリップ? ベルト? そうベルトで縛り付けてましたよね。

最近だと ディスクブレーキ、2000年代からMTBでは普及し常識になって、シクロクロスもすでに使用が認められている、ロードはまだなんとも言えないですが しかし例えばフロントのホイール交換はディスクブレーキだと5秒でできます。

ただ僕は実際レースで使った事ないから その辺りは悠の方が詳しいんじゃないか」

(竹之内選手のバイクで説明するヴェルヴェッケンさん)

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竹之内悠選手「それまで あまり気にしてなかったけど2016年シーズンになったら欧州でもディスクブレーキが急速に普及しだしましたね。スタートラインに並ぶと トップ選手達はディスクブレーキ そして僕を含む中位以降の選手はカンチブレーキ、まるでカテゴリーがそれで線引きされているみたいに綺麗に分けられたんですよw で周りの選手にディスクにしないのか?って聞くと『いやしたいけどお金ないし。。。』とか返ってきて。。。そしてレース

コーナーでギリギリブレーキングして突っ込んでいく僕の脇をディスクブレーキの選手がノーブレーキでパスしてその先で減速して曲がっていくんですよ! で こりゃまずいと思って 早速石垣さんに連絡『欧州はもうディスクが来ています、やばいです!』って」

石垣社長「ディスクブレーキ化は解っていて準備もしていたので それを受けてすぐに対応を取りましたね。

ところで 日本と欧州のレースの違いって何でしょうか?」

竹之内悠選手「平均速度の違いだと思います 彼らについて行くと路面に目が追いつかないくらい速いです。日本なら50km/hほどで曲がるコーナーを100km/hで曲がるイメージです。日本の感じからすると随分広いコース幅を取っている緩いコーナーでも高速なのでタイトコーナーになり その幅をいっぱいに使って曲がり込みます。」

ヴェルヴェッケンさん「コース設営の観点から言うとShow Upも含めコース幅は規定の3mより広く4m以上の方が テレビ映りも良いし スポンサーバナーの写りも良くなりますね。そして難しすぎず 優しすぎないバランスのとれたコースセットも重要な要素です」

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石垣社長「ところで本日のサブゲスト和佳ちゃんは去年世界戦に代表として参戦したけど 欧州のコースの感想はどうですか?」

武田和佳選手「和佳ちゃんですw やはりコースがダイナミックだと言う事ですね アップダウンとか路面とか含めて全然違いました」

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で 食事も始まり 時間も押して来て 質問コーナーや記念撮影コーナーなどで

幕を閉じました。

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 ここで 臼杵レーシング加藤選手直球な質問

加「竹之内選手はブレーキパッド何使ってますか?」

竹之内悠選手「レジンです でもMTBはメタルです。リジッドフォークのシクロクロスバイクはガツンと効きすぎるのであたりの柔らかいレジンパッド。逆にフロントサスのTBは効き始めの立ち上がりがサスの沈み込みで緩くなるのでソリッドなメタルパッドです ー すみませんねコアな話題で(と他の人に)」

加「ディスクに切り替えたとき慣れましたか?問題はなかったですか?空気圧は?」

竹之内悠選手「去年の野辺山がレース初使用でした ただフィジカルコンディションが悪く目が全然追いつかない感じでそのレースは上手くいかなっかたですね、機材的には問題ないです。エアは1.4BARだったかな?」

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一番のベルギービールは?と訊かれ ヴェルヴェッケンさんは

「DuvelやChimeiが有名だけど お勧めはTripel Karmeliet」だそうです

(橋川さんのスマホ画像)

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まずヴェルヴェッケンさんとツーショットしたのち

              「じゃ次 悠くんも入っていいわよ」

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         楽しい時間をありがとうございました

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and Cyclocross Girls

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Epilogue

3回の元世界王者を尻目に まず5回の元全日本覇者と握手する加藤くん

驚きを隠せない三度アルカンシェルを着たヴェルヴェッケンさん

加「実はファンなんです バイクにサインもしてもらったんです『とーよ〜号』って

抜くときは声をかけてくださいね^^;」

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 おしまい、

 

 

 

 

メタセコイアの向こうに/Beyond the trees of Metasequoia · Ayako Toyooka

この週末はマキノ、 関西シクロクロス第4戦 UCI‐2 琵琶湖の北端、色づくメタセコイアの並木の向うのマキノ高原。 

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 2011年 シクロクロス全日本選手権はここで行われ 「世代交代」と言われた 9連覇の男子エリート辻浦圭一が竹之内悠に破れた歴史的なゲレンデ。

 そして思い出すのは女子エリート全日本7連覇のかかった豊岡英子と宮内佐季子の戦い

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それぞれが積上げたものをぶつけあった40分。

マキノはそういうストイックな勝負にふさわしい雰囲気がある。 

開放的でファンな野辺山とは真逆とも言える佇まい。

(女子エリートのレースでも口が滑ったMCが「世代交代」と言ったのはここだったたか、しかし宮内のほうがお姉さん)

 

豊岡英子 7連覇含む驚異の全日本8勝。

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TOHOKU CX Project 2016 #1 SAGAE Round UCI-C2/JCX Sr.3rd : Part of AJOCC

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シクロクロスとしては今季国内最初のUCI管轄レース(UCI Class2)が 東北シクロクロスプロジェクトの2016年度第1戦としてAJOCC JCX戦と併催される形で10月30日に山形県寒河江(さがえ)市の多目的水上施設「グリバーさがえ」で開催され観戦に行って来ました。

UCI 戦レポートと一緒にまとめていたAJOCC戦部分のサマリーです。

レースの流れは 午前中 カテゴリー3+4(併走)、マスターズ+カテゴリーL2、カテゴリー2、キッズ1+2と行われ 表彰式のあと

午後にエリート女子、エリート男子の UCIレースが行われました。

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